Tomomi Maeda / 前田知巳
ここにきて色んな人の話を聞いていると思うんだけど、この人の考えは性に合うな〜とか自分を見ることも大切。それによって、自分の武器探しにもなる。やり方を見つけないと仕事で目立てない。考えるスタート地点を変えてみる。スタートラインを設定することが、クリエイティブライン(広告)の始まり。初期設定をポジティブに変えていく。何かを提示した時に人の反応を敏感にキャッチする感受性、「なんでこうなの?』と疑ってみることが大切。暗黙のルールがあるでしょう。どうして?と思ってみる。当たり前を疑う。世の中当たり前で溢れているんだから。環境認識が大切なんですよ。当たり前を疑っている人が勝つ。疑うことでへんてこなことが沢山起こってくる。認識意識の持ち方が大切。わざわざ、みんな噛みごたえをよくする必要はないんじゃないかな。言葉って自由なもの。「いい言葉を書こう」そこに一生懸命書こうと思っているとよくない。各論から入らないこと。デパートのキャッチを書けって言うと、みんなデパートを知っているからそこから考えてしまうけど、そうじゃなくて、まずはデパートってどういうところなのかなーと考えてみる。「なんでデパガがいるんだろう?」とか「なんでデパートには食品店があるんだろう」など疑問がでてくる。すると「デパートが消えるとデパガが消える』などのコピーが思いつく。これは、普通に考えていたら思いつかないことでしょう。リアルに場面を想像する。商品風景の想像とか、人格変換とか。書き手としてコピーは書くが、想像で16歳の女子高校生になってみる。色んな人格変換をして、想像して考えてみる。受け手の立場に立って人格変換。クセづけのように、人格変換する。
僕は最初に博報堂に入って2年はパンフ作りからはじまった。それで、長文のトレーニングができたんです。ストーリー作りの訓練にもなりました。あとは、徹底的に過去10年間のコピー年鑑とかを読んだし、自分が好きだと思ったボディコピーを書いたり読んだりもしろと言われた。好きな作家のどこがいいかを考えたりとか。自分の中で影響を受けながら、自分流にしていく。コピーを始めて3年ぐらいでおもしろいと思えるようになりましたね。「アホやった」が初めてスパっとできたコピーです。コピーはビジュアルです。目から入ってくるから。わざとわかりにくくしたら、人はどう反応するだろうか?4割褒めてくれればいいやという考え方です。コピーを生かすも殺すもビジュアルです。しぼれない時ににぼってもうまいことできない。言葉1つでもやりようはある。要はやり口だ。Webには寂しさがありますね。実はみんな寂しいと思い始めているのではないかと思う。Webとマスは競合ではない。非同期の時代だから同期を求めている。体験や価値観を共有したがっている。「あれよかったよねー」という感覚。ルイビトンん並ぶことは位置の共有をさせて人の関係とつくっているのではないか。自分の好みをどういう形に集約しているだけか。コミュは好みだ。やり口を確信犯になって変えよう。好き嫌いをリストアップするとどういう人間かわかる。「人と違うこと」とかいう呪縛から放たれる。最初のうちは「好み」にとらわれるとよくないです。食べず嫌いと同じで。
2004.2.9 at Advertising School